注目の多機能性たんぱく質「ラクトフェリン」
からだの内側から健やかに。多機能性たんぱく質「ラクトフェリン」
母乳に含まれる「ラクトフェリン」!
ラクトフェリンとは、たんぱく質のことで、ヒトの母乳、特に初乳に多く含まれていることから、赤ちゃんの健康維持に欠かせない成分であると考えられています。母乳以外にも唾液や涙などに含まれています。
ラクトフェリンは生乳(殺菌される前の牛乳)の中にも存在しますが、その量はヒトの母乳の約10分の1。そのため、10リットルの生乳からとれるラクトフェリンの量はわずか1〜2gと、たいへん貴重な成分なのです。
注目の「多機能たんぱく質」
1939年にデンマークの科学者によって発見された「ラクトフェリン」。ラクト=ミルク、フェリン=鉄に由来して名付けられたといわれています。赤みがかった色をしているのは鉄と結合しやすい特性があるから。そのため、“牛乳の赤いたんぱく質”とも呼ばれていました。
そのさまざまなよさが世界各国での研究により明らかにされていて、健康の維持に必要な「多機能性たんぱく質」として注目されています。
食事から摂るのがむずかしいときは、
サプリメントで賢く補給
からだの内側から、健康維持に働くラクトフェリン。生乳やチーズ、ヨーグルトなどから補うこともできますが、いつまでもいきいきと生活するために、サプリメントなどからも積極的に摂ることをオススメします。