食べること生きること

めざせ! 実年齢より若いカラダ 老化を防ぐ「抗酸化」入門 体の「サビ」を、食生活で磨く!

健康や美容の大敵として、よく耳にする体のサビ。

サビとは、体が酸化することで生まれる物質のことで、老化を早める原因ともいわれています。

たとえれば、鉄がサビて朽ちていくように、体の中でもサビが発生すると機能が低下してしまいます。

サビをできるだけ防ぎ、酸化に対抗できる体をつくること、つまり「抗酸化」が、若々しさを保つためのヒケツ。

今回は食を中心に、体のサビを防ぐ生活習慣を紹介します。

こんな人は体がサビている。

体内で起こるサビは、金属のように目に見えるわけではありません。
でも、自分がサビているかどうかを知る目安はあります。次のような生活習慣、またはサインがある人は要注意。
あなたの体はかなりサビている可能性があります。

疲れやすい。
風邪を引きやすい、
また冷え性。

これらは、体力や免疫力が低下していたり、血液の流れが悪かったりと、体の機能が低下していること証。
直接、サビを生み出すわけではありませんが、こうした症状は体のサビが原因のひとつとして考えれます。
疲れやすい。風邪を引きやすい、また冷え性。

ふだんから便秘がち。

本来なら排泄されるべき老廃物や有害物質を、体の中に溜めこんでいるのが便秘。その中には、酸化物質も含まれています。長く有害物質を溜めこんでいると、サビだけでなく他の健康も損ねてしまいます。
ふだんから便秘がち。

タバコを吸っている。

タバコは、紫外線と並んで酸化物質をつくりだす大きな要因です。加えて、さまざまな健康への害があり、タバコを吸わない周囲の人にも害を及ぼしてしまいます。タバコはすぐに止めることをおすすめします。
タバコを吸っている。

シミ・シワが多い。
または日焼け
している。

皮膚の老化の7割は、紫外線による酸化物質が引き起こすものです。シミやシワ、日焼けなどは、皮膚がサビて老化しているサインなのです。自分のもともとの肌を知るには、紫外線の当たらない脇の下やお尻の皮膚と比べてみるのがいちばん。これらの部位とかなり差があるようなら、注意しましょう。
シミ・シワが多い。または日焼けしている。

激しい運動を
定期的にしている。

適度な運動が体にいいことは、よく知られています。しかし、度を越してしまうと老化を進めてしまいます。マラソンやトライアスロンなど疲労困憊するまでの激しい運動を続けていると、酸化物質が大量に生み出されてしまうのです。
激しい運動を定期的にしている。

大量に飲酒する。
毎日お酒を飲む。

酒はタバコと違って、適量なら健康へのメリットもありますが、大量に飲むと酸化物質を生み出してしまいます。毎日飲む習慣がある人は要注意。休肝日は必ず設けるようにしましょう。
大量に飲酒する。毎日お酒を飲む。

食品添加物を
あまり気にしない。

一部の食品添加物はそれ自体が酸化物質であり、くわえて肝臓で代謝されるときに大きな負担をかける場合があります。食品表示などをあまり気にせずに買い物をする人は、知らず知らずのうちに食品添加物をたくさん摂っている可能性があります。
食品添加物をあまり気にしない。

監修 同志社大学院 生命医科学研究科 アンチエイジングリサーチセンター教授 米井 嘉一さん

1958年、東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。日本鋼管病院内科医長・人間ドック脳 ドック室部長を経て現職。日本抗加齢医学会の設立に尽力し、理事を務める。米国抗加齢 医学会の認定医であり、世界アンチエイジング医学会のメンバーとして海外の情報にも詳 しい。著書に「いつも元気な人の100の習慣」(KKベストセラーズ)、「美しさ」と「若さ」を保つアンチエイジングのすすめ(青春出版社)などがある。