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使い勝手のいいタマネギは、常備野菜の代表選手。だけど、皮が薄く透明感のある新タマネギは、春先のごく短い間だけしか出回りません。しかも、新タマネギはやわらかく辛味が弱いため、生食にも最適。食べ方の幅もひろがります。そこで、普段は主役になることが少ないタマネギの知られざるパワーに迫ります。
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タマネギには、特有の香りがあります。その成分を“アリシン”といいます。タマネギを切ると、ピリリとした刺激で涙が出てきますよね。その原因も、アリシンによるもの。実はこのアリシンは長ネギやにんにくにも含まれている臭い成分で、体のなかに入ると、ビタミンB1の吸収を高め、疲労や夏バテの回復、集中力アップ、さらには食欲増進に効果があるといわれています。そのため、ビタミンB1を多く含む食品をいっしょにとると、アリシンの効果もアップ。豚肉や大豆、鰹、鮭などが良いコンビです。また、水にさらしたり、熱を加えたりするとアリシンの効果は弱まるため、効果をより引き出したいときは生食がベスト。新タマネギのスライスとハムをサラダにすれば、味も栄養バランスもカンペキです。
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タマネギには、強い香りに加えて、辛みもあります。なんと、この辛み成分には、血糖値を下げる作用があるといわれているのです。そのため、糖尿病や血糖値が気になる方は、辛み成分を損ねない生食がオススメ。このとき、タマネギの細胞を切り刻まないように、縦方向に大きめに切るのがポイント。また、水にさらすと辛み成分が流れてしまうので、そのまま食べましょう。一方でタマネギを加熱すると、今度は甘みが出てきますよね。この甘み成分には、ドロドロの血液をサラサラにして、コレステロールや中性脂肪を減らし、血圧を下げる作用があるといわれています。このときのポイントは、タマネギを刻んでから15分以上おいてから調理すること。また、タマネギの甘み成分は水に溶けだしてしまうので、煮汁ごと食べられる料理にするといいでしょう。このようなタマネギの効用は、1日50g(中サイズ4分の1程度)で効果があるといわれています。
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体のためにはいい成分がたっぷりのタマネギですが、切るときはツライもの。あのツンとした刺激で、涙も鼻水も出てきますよね。どうすれば涙を出さずにタマネギが切れるものかと、考えられた方も多いのではないでしょうか。そこで、涙が出にくくなるタマネギの切り方を紹介しましょう。
1. ≪鼻にティッシュを詰める≫
鼻にティッシュで栓をしてタマネギを切れば、不思議と涙が出ません。
このとき、口で息をしても大丈夫ですから、ご安心を。
2.≪タマネギを冷やす≫
タマネギを冷蔵庫に入れてよく冷やしてから、よく切れる包丁で切ると涙が出にくくなります。
3.≪タマネギを水で洗う≫
タマネギを水で洗いながら切っていくと、涙は出ません。
しかし、タマネギの栄養成分は水溶性なので、洗いすぎには注意が必要。
4.≪水中メガネをかける≫
目をガードすることで、刺激臭を避けることができます。
コンタクトレンズにも同じような効果があります。
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