| 一般に、市場に出る真鯛は養殖のものがほとんどですが、最近は技術が進み、見た目も味も天然ものに近くなっています。また輸入ものも非常に多く出回っています。しかし旬のおいしさを味わうなら、やっぱり天然ものをいただきたいところです。天然ものと養殖とを見分ける最大の違いは、色にあります。天然鯛の生息地に比べると、養殖ものは浅いところで生活しているために、日に焼けて体全体が黒っぽい赤色になっています。一方の天然ものは、水深200mあたりで生息しているため、日に焼けることもなく、まさに桜のように鮮やかなピンク色です。さらに尾ビレがなめらかな円を描いて、縁が黒くなっています。輸入ものは体つきが少し細めで、色つやがよく、目が大きいのが特徴です。また買うときには、目の上が青っぽく紫色に光っていて、エラのなかが真っ赤なものを選ぶと新鮮。体に張りがあって、身が堅いもののほうがおいしいようです。
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