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ところで、ゴトウさんは、野菜に「お」をつけて、お野菜とおっしゃいますよね。何か理由はあるんですか? |
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以前、父の介護で流動食を用意していたのですが、肉や魚に比べると、お野菜は細かくしても色が美しいんです。だから、食欲もわく。なんだか感動してしまい、以来、敬意を表して、「お野菜」と呼んでいます。 |
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なるほど。野菜の赤や緑って、鮮やかで、きれいですよね。 |
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それに、おいしいし、栄養価も高い。とくに旬のものは、栄養が豊富で、価格も安いですね。なかでも、この夏はトマトに注目しています。 |
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トマトですか。実は私、子どものころ、トマトが苦手でした……。 |
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お料理にすれば、トマトの酸味が苦手な子どもさんも大丈夫。たとえば、トマトをざく切りにして、冷蔵庫にある果物、グレープフルーツとか、パインとか、バナナとか、何でもいいから一緒にミキサーにかけてみてください。それだけで、栄養満点のフレッシュジュースができあがります。砂糖なんか入れなくても十分甘くて、おいしい。朝食には、もってこいですよ。 |
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それなら、私にもつくれそう。 |
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でしょう。トマトには、ピンク系と赤系というのがあって、桃太郎など日本の品種はピンク系。赤系というのは、ヨーロッパで多く食べられる熱を加える品種です。トマト缶に使われる細長いトマトは、赤系ですね。最近は、国産の赤系トマトも、市場に出ていますよ。 |
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トマトにも、いろんな品種があるんですね。 |
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赤系のトマトには、とくに、栄養成分のリコピンが多いんです。リコピンは、悪性の細胞の成長を抑える働きがあるともいわれる、いま注目の栄養成分なんですよ。しかも、トマトは、炒めたり、焼いたりして熱を加えることで、うまみ成分も、リコピンも増すんです。だからこそ、この夏は、生食だけでなく、ぜひ、トマト料理にもチャレンジしてほしいですね。 |
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私も、チャレンジしてみます。 |