セロリは、その特有の香りと苦みで、東洋・西洋問わずに古くから整腸や強精の薬として用いられてきました。そのセロリが日本に伝わったのは、豊臣秀吉の時代。ですが、あの独特の香りが好まれずに、普及したのは近年になってからだといいます。しかし、この香りと苦味の成分にこそ、さまざまな効用があるのです。
そのひとつが、興奮をしずめて精神を安定させるという作用。頭痛解消や食欲増進にも効果があるため、イライラするときはもちろん、大切な行事を控えてナーバスになっているときにも、セロリが効果を発揮してくれそうです。また、生理不順や更年期障害の改善といった女性特有の症状をやわらげる作用があるとも考えられています。これほどいいことづくめだと、セロリの香りと苦味を嫌うのは、とてももったいない気がしてきますね。 |