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最近では、ほぼ一年をとおして店頭に並んでいるアサリ。価格が手ごろで味も良いため、貝類のなかでは、最も馴染み深い存在です。旬になる春先には、潮干狩りもできて楽しみも二倍。しかも、旬のアサリは味のよさに加えて栄養価も高いため、さまざまな料理にアレンジして、積極的に食べたいものです。それでは、このおいしいアサリを大研究してみましょう。
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アサリをはじめとする貝類には、アミノ酸の一種であるタウリンが多く含まれています。このタウリン、最近では栄養ドリンクの成分としてよく配合されている注目の栄養素。血液中の余分なコレステロールを排出し、肝機能を高める働きがあるため、お酒が好きな方にはぜひ摂ってもらいたい成分です。
加えて、アサリには鉄とビタミンB12が多く、その含有量は貝類のなかでも最も多いのです。鉄は、健康な血液を守るために、なくてはならない栄養素。一方のビタミンB12は、体内では合成できない栄養素で、赤血球をつくり出す働きも担っています。そのため、鉄とビタミンB12のダブル効果で、貧血の予防・改善に効果を発揮。ただし鉄には、体内での吸収率が低いという難点があるので、あさり料理を作るときは鉄分の吸収を高めるビタミンCが豊富な緑黄色野菜を一緒に使うのがポイント。一緒に炒めたり、煮込んだり、汁ものにしたりして様々に工夫してみましょう。このときに1点注意!ゆでたり、加熱したりすると、ビタミンB群などの栄養素は水に溶けだしてしまうため、炒め物などはそのときに出る汁も残さず食べるように心がけたいものです。
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アサリをおいしく味わうためには、砂を完全に吐かせることが大切。潮干狩りでアサリをとるときは、そこの海水もいっしょに汲んでおくと、砂抜きのときに便利です。また、市販のあさりの砂抜きをする場合には、2〜3%程度の塩水につけます。水の量は貝殻すれすれにすること。アサリ同士がなるべく重ならないように平らにして、暗いところに置きます。砂抜きの時間は、3〜4月だと2時間、5〜6月は1時間、7〜8月は30分が目安。そしてここからがポイント。砂抜きが終わったらそのままザルに1時間ほどあげておくと、余分な塩水を吐き出してくれます。また、アサリを保存するときには、砂抜き・塩水抜きをし、よく水気をきって冷蔵庫へ。もっと長く保存したいときには、きれいに水洗いをしたあと冷凍庫に入れましょう。冷凍したアサリを使うときには、沸騰したお湯に入れて解凍し、汁ものに調理すると、ビタミンBなどの栄養素も十分にとれ、おいしく食べることができます。
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身近なあさりですが、その料理法となるとみそ汁、酒蒸しくらいしか思いつかないという方も多いのではないでしょうか。そこで、いつもご家庭でつくっている料理に、アサリのうまみをプラスするお手軽アサリ料理をご紹介しましょう。
アサリのシチュー
●1 よく洗ったアサリを水から鍋に入れて沸騰させ、貝が開いたら身を出す。
●2 深い鍋にバターを溶かし、タマネギ、ニンジン、ジャガイモなどの野菜を炒めて、 1のアサリのゆで汁と水を入れる。
●3 シチューのルーを入れて、食べる直前に1のアサリのむき身を入れて、できあがり。
アサリの炊き込みご飯
●1 アサリをきれいに洗い、貝がかぶる程度の水を入れて貝が開くまでゆでる。
●2 米(3合)に1のゆで汁と水を足し、だし用の昆布を入れて、酒・しょうゆ(各大さじ2)、塩少々で味をととのえて、炊飯器で炊く。
●3 ご飯が炊きあがったら、1でゆでたアサリのむき身と、塩ゆでして荒みじんに切った芹(せり)(1わ)を加え、よく混ぜ合わせて、できあがり。
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