ユウキが暮らしている親戚の家のお兄さんが身支度を整えています。『切符、もった?』、悲しげに妹はお兄さんに尋ねます。 ユウキはそんなお兄さんのために台所で、にんにくを揚げています。
旅立つお兄さんを玄関前で見送る親戚一家とユウキ。渡されたお弁当をみて、『にんにく?』お兄さんは笑顔でユウキに尋ねますが、ユウキは答えることができませんでした。 『行ってきます』そういって、家を後にするお兄さん。ユウキはそんなお兄さんの背中と、降って来た名残り雪をただ見つめるのでした。